第132回九尾杯使用構築 カバルドンゲッコウガ

元々関西シングルFESTAで使う予定だったが、ボルトロスジャローダを使うということで結局使わなかった構築。
3/20に行われた第132回九尾杯でベスト8、シーズン8シングルレート100戦勝率7割程度で2050に到達とPT自体悪くなかったので公開。


ポケモン 持ち物 技1 技2 技3 技4 特性
カバルドン オボンの実 地震 ステルスロック 欠伸 吹き飛ばし 砂起こし
ゲッコウガ 命の珠 ダストシュート 蹴手繰り 冷凍ビーム 影打ち 変幻自在
ボーマンダ ボーマンダナイト 捨て身タックル 空元気 地震 竜舞 威嚇→スカイスキン
ニンフィア カゴの実 ハイパーボイス 欠伸 眠る 瞑想 フェアリースキン
バシャーモ バシャーモナイト フレアドライブ 飛び膝蹴り 剣舞 身代わり 加速→加速
ジャローダ 気合の襷 リーフストーム めざめるパワー炎 竜の波動 蛇睨み 天邪鬼

ステルスロックゲッコウガから組み始めた構築。

以下個別


カバルドン
215-133-181-*-93-72
腕白HB
200鉢巻逆鱗オボンこみ確定耐え
115熱湯オボンこみ確定耐え
4振りクチート抜き
非常に優秀なステロ始動要因。後出しのしやすさ、鉢巻ガブリアスメガボーマンダへの打ち合いを考えオボンの実をもたせた。
オボンカバルドン地震は打ち合いに非常に優秀であるので切れない技だと思う。他の技構成は特に言うことはない。


ゲッコウガ
147-145-87-126-81-191
無邪気AS
構築の軸。構築段階でこのポケモンが非常に刺さるという現象は誰にでも経験があるはず。
物理をメインに置いたゲッコウガで、ラストの枠には影打ちを採用。初手のキノガッサとの対面は相手は襷残っていて、後発のことを考えれば自由に技を選択することができる。終盤の襷キノガッサならば負け筋を作らない(冷凍ビームの凍結)ように立ち回りたいため先発の対面よりもマッハパンチを打ってきやすいと思っているのでそれを透かせる技となりうる。ルカリオの真空波も透かすことができたり、削った相手に対して先制技を打ち込むこともでき優秀な技だと思った。無振りメガゲンガーに影打ちは6割程度(ゲンガーには8割程度)入るのでステルスロックや砂を絡ませればメガゲンガーになってもワンチャンゲッコウガで落としに行けなくもない。悪の波動がないデメリットは対クレセリアギルガルド、落としきれない低速に対するワンチャンス。


ボーマンダ
171-205-100-114-100-152→171-216-150-*-110-172
意地っ張りAS
ゲッコウガがつらいスカーフランドロスやスカーフガブリアスを1段階上昇から抜ける駒であり、尚且つ決定力が非常に高いための採用。ゲッコウガが勝てないバシャーモフシギバナに強く、縦の相性は良いと感じた。


ニンフィア
201-*-113-144-151-85
控え目HB
カバルドンが受け切れない草結びボルトロススイクンに対し欠伸ができる駒であり、尚且つ自身が相手を詰ませることが可能な駒。当然のことカバルドンステルスロックとの相性もいい。
特殊竜と不利対面をしてしまうと受け切れないのでそれを受けきれるフェアリータイプであり、単体性能がそれなりにあるニンフィアを採用した。
欠伸を採用したかったので他の技構成に関しては特に書くこともなし。


バシャーモ
155-189-90-*-91-132→155-233-100-*-101-152
意地AS
2枠目のメガシンカ。欠伸展開と蛇睨み展開を全面的に利用した身代わり剣舞。死に出しボルトロスクレッフィの対抗手段ともなる。ボルトロスの電磁波で足を封じて対策するという構築が目立つためゲッコウガと両立させることでボルトロスの役割過多を狙うのも目的の一つ。クレセリアがいないときの爆発力はすさまじい。
最初はメガリザードンXであったが、スカーフガブリアスランドロス)にS1段階上昇で抜かれることがあり、それを解決するために竜舞ボーマンダが入りメガリザードンXボーマンダが同居しにくいと感じバシャーモとなった。


ジャローダ
155-*-115-123-115-180
臆病CS
A222ギルガルドアイアンヘッド影打ちを確定耐え
スイクンキノガッサに打ち合えて、蛇睨みによる展開ができる。起点にされにくく、起点にしやすい。キノガッサや水に強く単体性能を求めた結果の枠なので特に書くこともない。


相手側のゲッコウガは非常に強く処理がだるいと感じたポケモンであったが、初めて自分がゲッコウガを使用側として強いと認識できた。
ただゲッコウガのダストシュートは不安の残る技であり、外れると負けに直結するので心臓にはよくなかった。